2017/02/15 12:16


この会社を始めようと思ったきっかけが、
2011年3月11日の東日本大地震でした。
未曾有の災害により、多くの方々が犠牲となり、
沢山の方々が悲しみ苦しみ、もうすぐ6年という歳月が経ちます。
未だにその感情を胸に、
それでも前を向いて生きていらっしゃる方々のパワーを、
この6年間、私に関わる多くの方々の力をお借りし、
主に、岩手県の宮古や、田老への支援物資や義援金を届けていく中で感じています。

通わせていただく中、被災地の方々や、支援活動をされる方々との出会いで、私自身何度も救われました。
誰かの為に、何かの為に行動するこということが、
綺麗事と思うか、当たり前と思うか、
それは人との出会いで決まるのではないでしょうか。

私がそれを当たり前と思うことが出来るようになったのは、
被災地の方々や支援活動をされる多くの方々に出会うことができたからです。

本当に感謝しています。
だから、どうにか恩返しではないけれど、自分に出来ることがないか考えました。
そこで、2015年から、宮古、田老で、「食と音楽のフェス」を開催を考案しました。
人も景色も食べ物も本当素敵な宮古に、田老に、沢山足を運んでもらう為に。

2016年開催を目標に進めていきましたが、やはり躓いたのは資金面でした。

それなりの規模でのフェスとなるとかなりの資金が必要となり、残念ながら白紙に戻すことになりました。

しかし、、、

巳年だからか笑
諦めの悪い私は、副社長の下里を仲間に引きずり込み(言い方。。)
「会社を作って、フェス開催の資金を作ろう」
と、まあ、とても浅はかだと言われるかもしれませんが、ある意味勢いで、会社を設立しました。
下里には本当に感謝しています。

なので、絶対に宮古、田老で、食と音楽のフェスをやります。

多分、これから心折れそうな日もあるかとは思うので、折れそうになったら、この文章を見て  
「おい、お前は口だけか!」
と戒める為にも、ここに宣言したいと思います。

この、茶碗とお椀のサイトでの売上の一部を
「宮古・田老フェス」の資金とさせていただきます。

どうぞ、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

2017.2.吉日
株式会社 茶碗とお椀
代表取締役
磯部俊行